塗装と左官を融合させた、内・外装をご提案いたします。

有限会社澤口工業
漆喰とは
漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)と、CO2との反応で固結するという原理(Ca(OH)2+CO2=CaCO3+H2O)に、もとづく壁材であり、消石灰を主原料に、のりなどを添加した壁材のことを「漆喰」といいます。



特徴
〈天然防カビ・抗菌剤・化学物質吸着〉
主成分である石灰(炭酸カルシウム)は、強アルカリ性です。今でも、屋外の消毒(鳥インフルエンザなど)として、石灰が使用されることが示すように、非常に衛生的です。
カビや細菌の発生・増殖を予防する効果があり、湿気を吸収してもカビません。
悪臭やホルムアルデヒドなどのVOCを吸着する機能があります。

〈室内湿度の調整機能〉
多孔質(微細孔)な表面の為、高い吸湿性能が、冬季の結露を防止し、日本の梅雨のようなベタベタ感を軽減します。土蔵や、陵墓内に漆喰が使われたのは、湿度調整機能により、内部の財産・書籍等を良好な湿度状態で保存する目的でした。

〈二酸化炭素吸収特性〉
生活の中で、ゆっくり良い反応を繰り返してくれる 長いライフサイクルの商品です。
漆喰の主成分である炭酸カルシウムは、空気中のCO2を吸収し続け、非常に長い年月の反応の中で石灰岩の状態に戻っていきます。石灰1トンの使用で0.65トンのCO2を吸収・分解すると言われています。

〈汚れがつきにくい〉
化学物質や石油系・樹脂系の物質を混入されていない昔ながらの漆喰壁には、静電気が発生せず、汚れが付着しやすい状況を招きません。汚れたとしても、(日本の白壁でも見られるように)漆喰壁だと、醜い汚れ方をしていません。

〈不燃性〉
漆喰は燃えません。防火壁として使われてきました。

〈リサイクル〉
壁面に塗られた漆喰は、乾燥後、空気中の二酸化炭素(炭酸ガス)と反応してゆっくりと、原料である石灰岩に戻るという天然のリサイクルを行なっています。




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